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●先日設立のお手伝いをした株式会社。
２人で始めるけれども、１人（Ａさん）はまだ別の会社に在籍中なので、名前を表に出したくない。
ということで、会社設立発起人、代表取締役は、すべてもう１人の人（Ｂさん）に。
Ａさんは、裏でＢさんを操ることに専念（笑）
※「裏で」と言っても、悪いことをするわけではなくて、名前が出ないだけ。
会社を作るということは、いろいろな情報が公になるということなので、名前を出したくない場合は、一工夫必要です。
●新規事業を行うために、法人化したい、という依頼。
ほとんどの手続きを自分たちで行いたい、との意向から、定款もほぼできあがった状態で、電子定款にしたい、とのこと。
確かに、電子定款にすれば、印紙代４万円が、ゼロになります。
これはでかい。
結局、定款は一部修正しましたが、私が電子署名をした定款を公証役場に送信しました。
この状態で、さらに電子委任状も公証人に送付することで、設立代表者の方が自ら公証役場に行って定款認証を受けることになりました。
とにかく自分が動きたい、という方（少ないでしょうが）には、こういう方法も可能です。
●２人が代表取締役になって設立した会社。
「代表取締役が２人」も、可能です。
ただ、コミュニケーションがしっかり取れて、お互いの意思疎通ができているなら、の前提です。
それがうまくいかないと、結局どちらかを代表取締役にして、もう一人からは「代表」を外さざるをえなくなる。
そうすると、場合によっては、感情のもつれから退社になってしまうこともよくあります。
会社の組織は難しいです。
よく考えて決めましょう。
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